ボーヌ一番の見所。病院の始まり。
屋根の模様が印象的なこの大きな建物、入院が出来る病院施設の原型と言われています。
1443年にニコラロラン(宰相)に建設され、貧しい人たちがなんと無料で利用することが出来ました。
日本語のオーディオガイドがあり、詳しく歴史を知ることが出来ます。
施設が素晴らしいのはもちろん、随所にニコラロランの優しさが伝わってくるので、
想像していたよりも見所たっぷりの素晴らしい場所でした。
大部屋にベッドがずらっと並んでいます。
カーテンで仕切られてはいますが、プライバシーなんてほぼ皆無。
当時の医療は薬草などを使った民間医療で、実験室のような当時の薬草保管庫などもありました。
回復が見込まれず、死が近い患者さんは暖炉がある特別なお部屋に移されます。
この病院の経営ですが、貴族たちが寄付したぶどう畑から作るワインをオークションにかけ、その売り上げを経営に充てていました。
その名残から、今もここでワインのオークションが開かれています。
オークションの時期でなくても、博物館のショップでオスピスドボーヌのワインを購入することが出来るので、荷物に余裕のある方はお土産にも!
Hôtel-Dieu
des Hospices Civils de Beaune
rue de l'Hôtel dieu 21203 Beaune cedex
開館時間 9:30~18:30(季節よってに変更あり)
料金 大人7.5€ 18歳以下5.5€
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